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がんの治療後の体重増加を考える

がんの治療後も適正体重を維持するために、どのような考え方が必要でしょうか。


・まず、適正体重を知ることが大切です。

BMI(ボディマス指数)を調べることで、自分の体重が適正か判断することができます。

BMIは体重(kg)を身長(m)の二乗で割ったもので、この数値により肥満度を判断が出来ます。

また、適正体重は(身長m)²×22で求めることができます。そして、体重は1週間に1回程度定期的に測定することをお勧めします。実際に数字を出してみて下さいね。


・基本の食事の考え方

食事の基本は1汁3菜のバランス良い食事であり、腹8分目でよく噛むことが理想的です。

植物性食品を中心に、おやつは果物を選び、肉類は1日80g以下、動物性脂肪食品を控えること、食塩は成人で6g/日以下にすること、そしてアルコールは控えることが大切です。

当たり前!と思われるかもしれませんが、日々バランスが悪くなる事も。

1週間以内を目安に調整すると、気持ちが楽になるかと思います。


・がんのリスクを上げる食べ物

アルコールは肝臓がん、肺がん、大腸がん、食道がん、乳がんのリスクを上げます。また、塩分は胃がん、肉類は大腸がん、乳がんのリスクを上げます。


・がんの予防になる食べ物

デザイナーズフーズピラミッドには、上位にあるほどがん予防効果が高い食べ物が掲載されています。これを参考にして、健康的な食事を心掛けましょう。


・体重が増える要素

その他にも体重が増える要素としては、基礎代謝の低下、冷え、ストレスがあります。

基礎代謝は加齢とともに低下し、筋肉量も減少します。

これに対応するためには、食事の量と内容を工夫することが大切です。

また、冷えは血行不良やむくみを引き起こし、基礎代謝が低下します。

これに対応するためには、入浴や飲食で体を温める工夫が必要です。

ストレスはコルチゾールの分泌を引き起こし、空腹感から過食気味になる可能性があります。


ストレス対策、代謝アップ、冷え対策としてアロマケアを受ける事が、

実は体重コントロールにもつながります。





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